【タイパ思考の弊害】若年層の約8割が『スマホを見ながら食事』健康への悪影響について解説！

アンケートは一人暮らしをしている15歳から59歳の男女500人を対象に実施されたようです。
『スマホを見ながら一人で食事をする人』は、10代～20代では77.5%と約８割と非常に高い割合を占めていました。

スマホを見ながら食事をする理由は『食事中の時間を有効活用したい』が多く、限られた時間に最大限のパフォーマンをしたいというタイパ思考が表れていることを示しています。
また、「寂しい」や「習慣化してしまっている」といったイマドキらしい回答も多かったようです。

私も一人暮らしをしていたとしたら、スマホを見ながら食事をしてしまうと思います。
理由にもあった「なんとなく」というのが一番の理由でしょうか…

皆様はアンデシュ・ハンセン／著の『スマホ脳』を読んだことはありますか？

スマホ依存に継承を鳴らした大ヒットした書籍ですよね。
とにかくスマホは『刺激が強い』です。情報があふれており、また、瞬時に更新されていきます。
『もっと、もっと』という快楽物質は理性で抑制できず、ついには脳に影響を及ぼします。

最近は『タイパ思考』が流行っていますが、様々な『ながら動作』は効率が良いように見えて本当は『健康に悪い影響も大きい』のをご存じですか？
これは今回の『スマホを見ながら飯』の健康に与える影響考察からも伺えます。

スマホを見ながら食べる影響について質問したところ、
「食事が作業的になってしまう」
「味わって食事ができていない」
「ついだらだら食べてしまっている」
「満腹感を感じにくく、つい食べ過ぎてしまう」
といった回答が多かったそうです。

実際に実験したところ、スマホを見ながら食事をすると、かかる時間が長くなることが判明しました。「だらだら食べ」は過食につながる恐れがあるため、注意が必要です。
また、スマホに意識が向いてしまい、食事への満足度が低いことも判明しています。

今回の『スマホを見ながら飯』の調査結果は、食事の本来の意味を考え直すきっかけとなるかもしれません。
私たちは、食事をただの作業、あるいは時間の消費と捉えがちですが、本来はもっと楽しむべき瞬間です。
スマホを置き、家族や友人と過ごす時間を大切にすることが大切ですね。

意識的な食事を心がけて、生活の質を向上させる第一歩を踏み出しましょう。