子どもってなぜかマジックペンで書きたがりませんか?
わが子にもせっかく手につかないクレヨンを準備したのに不評…
なんとそれには幼い子どもならではの理由があったのです!
クレヨンが苦手な理由と解決方法をまとめました!
1. 子どもがマジックペンを好む理由とは
この即時的な結果は、小さな子どもにとって非常に魅力的です。
何かを描いた瞬間に視覚的に確認できることは、達成感を得る手助けとなります。さらに、マジックペンの形状は特に子どもにとって利便性の高いものです。細くて硬いので、子どもの手でもしっかりと握ることができ、微細な部分まで描きやすいという特徴があります。
このため、繊細なイメージを描きたいときにも、マジックペンは理想的なツールとなります。一方、クレヨンは柔らかく、幅広い色彩表現が可能ですが、その性質上、細かい部分を描くには不向きかもしれません。これが原因で、子どもはクレヨンに対して興味を示さない場合があります。
しかし、クレヨンは異なる技術やアプローチを可能にします。例えば、色を重ねることで新しい色を作り出したり、独特な風合いを楽しんだりすることができます。
これらの特性を理解することで、子どもはより豊かな創造活動を楽しめるようになるのです。
親や教育者ができることは、子どもたちが各々の画材の特徴を理解し、それぞれの良さを活かして楽しむ手助けをすることです。
マジックペンとクレヨンの双方の良さを知ることで、子どもたちはより自由に、楽しく描画に取り組むことができるでしょう!
マジックだと弱い力でしっかり色が出るから好むのですね!
クレヨンは多少力が必要ですし、細かいお絵描きには不向きかもしれません…
幼い子どもがマジックペンが好きな理由が理解できました!
また、クレヨンの特性を生かすには、それなりの理解力が必要なのかもしれません
2. クレヨンの魅力を伝えるポイント
ぬるっとした塗り心地は、微妙な色合いやぼかしを出すのに適しています。
子どもでも簡単に深みのあるアート作品を生み出すことができます。さらに、色の重ね塗りはクレヨンならではの楽しみです!
色を重ねて独特な色合いを見つけるゲームをしてみるのもよいでしょう。
異なる色を重ねることで新たな色を発見でき、子どもの色彩感覚を刺激します。また、一筆一筆の重みで画用紙に厚みのある表現を加えることが可能です。クレヨンの透明感ある発色は、不思議な魅力を持ち、見る人に温かさを伝えるでしょう。
クレヨンは大胆な表現が可能なことが一つの特徴です。大きく線を引いたり、力強く色を置くことで、子どもは揺るぎない自信と満足感を得るでしょう。
ぐるぐるとクレヨンで何重にも塗ってあるだけでも子どもの絵はすごく魅力的に感じますよね。
クレヨンの魅力を子どもに伝えるためにも、一緒に描いて感動を共有することが重要です。
重ね塗りや力の強弱など様々な表現方法を楽しめるのはクレヨンの魅力の一つです!
特に重ね塗りを一緒に試していく遊びは子どもに非常に喜ばれます!
わが子も重ね塗りを覚えてからクレヨンに興味を持つようになりました
親が一緒に描いて魅力を伝えてあげることが一番効果的だと思います!
3. 画材の違いを楽しむ工夫をしてみよう!
マジックペンとクレヨンの違いを楽しむよう工夫して誘導してみましょう。当然、一方に偏ってしまうこともありますが、それらの画材の特性を理解し楽しむ工夫をすると、子どもたちの絵の世界はさらに広がります。おすすめは、マジックペンで輪郭を描いた後、クレヨンで色を塗る方法です!
マジックペンのはっきりとした輪郭でまず絵を描き、その中や周辺をクレヨンで塗る方法です。
自分自身で『塗り絵』をつくるような感覚です。
マジックペンははっきりとした発色が特徴で子どもに好まれますが、カラーバリエーションや一度に塗ることができる範囲はクレヨンの方が勝ります。
最初は親が関わりながら、興味を持たせるよう誘導すると良いでしょう。
各画材にはそれぞれ特徴があります。画材の違いを親子で楽しんでみましょう!
マジックがダメな訳ではありません…が、弱い力で発色が可能なマジックペンに慣れてしまうと、我が家のようにクレヨン嫌いになってしまうかもしれません…
『塗り絵作戦』と『重ね塗り作戦』は大好評でした!
4. 環境を改善して描く楽しさを提供しよう
クレヨンを使った活動がより楽しめるように工夫をしてみましょう!まず、紙は滑りの良いものを選ぶことがポイントです。滑らかな紙はクレヨンの発色を良くし、描いている間の感触を快適にします。
スムーズに描けることで、子どもはより作品作りに集中することができます。
子どもが安定して描ける机や椅子を準備することも重要です。
適切な高さの机と椅子を用意することで、長時間の作業でも疲れにくく、集中力を持続させます。
そのためには、椅子の高さを調整したり、足が床にしっかりとつくようにステップを用意したりする工夫が役立つでしょう。
さらに、親子のコミュニケーションを取り入れることで、描く時間がより楽しいものになります。絵を描くだけでなく、描きながらのコミュニケーション自体が子どもにとって楽しい時間になることもあります。
親としては静かにお絵描きをしていてくれると大変助かるのですが、時には『絵を描く遊び』と思って、最近の出来事や最近の興味事を聞きながら描いてみるのも良いかもしれません。
子どもの空想の世界を聞いている時間は面白おかしく素敵な時間になることでしょう。
親が側にいることで、子どもは安心感を持ちながら新しい挑戦をすることができるのです。
このように、描く環境を整えることは、クレヨンへの興味を引き出す重要な要素です。適切な環境と親のサポートで、子どもたちは創造の楽しさをさらに広げることができるでしょう。
『何色が好きなの?』『これは何の絵?』など、会話を楽しみながらお絵描きしてみましょう!
完成した子どもの絵を飾ると『自己肯定感』が上がると言われています!
我が家のリビングとトイレの壁は子どもたちの作品が多数飾られています!
まとめ
特に、線がはっきりと見えるため、すぐに結果がわかることが魅力の一つです。
また、マジックペンは持ちやすく細かな描写ができる点でも、子どもに人気です。一方、クレヨンは柔らかく、色を重ねて使うことで独特の表現ができる画材です。
しかし、細かい作業には不向きなため、子どもによっては「描きにくさ」を感じることがあります。
簡単に発色を得られるマジックペンに慣れてしまうと、クレヨンを嫌がることがあります。
その際には親が一緒になってお絵描き遊びに参加し、クレヨンの魅力を伝えたり、マジックと併用して描く方法を伝えてあげると効果的です。
特に、クレヨンの重ね塗りは子どもにとってとても魅力的な要素です。色と色が重なることで別の色が生まれる発見は、子供にとって楽しい時間となることでしょう!
マジックのはっきり発色する特性を生かして、マジックで描いてからクレヨンで色付けする方法もおすすめです!
お絵描きをしながら親子でコミュニケーションをとることで、子どもの最近の興味や出来事を知るきっかけになることもあります!
是非子どもの好みを尊重しながら、彼らの創造力と表現力を伸ばすサポートをしていきましょう!
今でもマジックを使いたがりますが、以前よりはクレヨンも好きになってくれました!
子どもたちなりの理由を知ることも重要なのだと勉強になりました!