【チャイルドシート完全版】何歳まで?罰金はあるの?子供の安全を守るために必ず知っていて欲しいこと

(出典 Pixabay:mcconnmama)
この記事はこんな人におすすめ!

・チャイルドシートの基礎知識について知りたい
・着用していない場合の罰則や、免除になる条件について知りたい

まめこ

『子どもにチャイルドシート』はもはや当たり前になりましたね!
しかし装着していないご家庭を見かけることも多いです…見ていてとても怖いです…
本記事ではチャイルドシートの基礎知識をまとめています!
子どもの安全を守るためにもぜひ読んでくださいね!

1. チャイルドシートの法的義務とその免除条件

チャイルドシートの利用は、子供の命を守るために欠かせない重要な要素です。
多くの親が直面することになるこの問題には、道路交通法による明確な指針があります。
法律では、『6歳未満の子供には必ずチャイルドシートを着用する』ことが義務付けられています。
が、条件によっては例外も設けられているため解説します。一般的な義務の内容】
道路交通法の第71条の3第3項において、6歳未満の子供たちは全員チャイルドシートを着用しなければならないとされています。
この対象には、6歳を超えた子供でも『身長が140cm未満』であれば含まれます。違反した場合には違反点数が1点として加算されますが、罰金は科されません。

【義務免除の具体的な例】
例えば、車の構造上チャイルドシートを設置するスペースがない場合、設置が難しいと認められます。また、チャイルドシートの使用によって車の定員人数をオーバーしてしまうケースや、子供の身体的な事情が関係する場合も免除の対象です。例えば、怪我や障害、肥満のためにチャイルドシートの着用が困難であると判断される際には特例が認められます。また、公共交通機関であるバスやタクシーを利用する場合も例外です。
さらに、緊急時、例えば病院に子供を運ぶ場合や、迷子の子供を保護するために警察に連れて行く際にも例外が適用されます。
これに加えて、運転者以外が同乗している場合で、日常生活の一部としておむつ交換や授乳が必要な時にも、一時的にチャイルドシートから外しても大丈夫です。しかし常に安全第一を心がけ、可能であれば車を安全な場所に停車して作業を行うのが望ましいです。

まめこ

緊急時などの例外はありますが、基本的に日常生活中の着用は義務化されています。
罰金はありませんが、何よりも子どもの安全のためにも、例え短い距離でも着用するようにしましょう。
子どもに着用しないことを学習させると大変なことになります。

2. チャイルドシートを嫌がる子供への対策法

チャイルドシートを装着しない理由の一つとして、子どもがチャイルドシートを嫌がることが挙げられます。
子どもがチャイルドシートを嫌がるのは、多くの親御さんが経験する悩みの一つです。車の中で子供が泣き叫ぶ姿を見ると、ついチャイルドシートを外して抱っこしたくなりますが、安全上の観点からそれは避けなければなりません。
ここではチャイルドシートを嫌がる子どもへの対処法をまとめます。まず、車の中の気温に注意を払いましょう。暑すぎたり寒すぎたりしないように、快適な温度に調整することで、子供の不快感を和らげることができます。

また、遠出をする際には、子供のお昼寝や夜の睡眠に合わせた時間を選ぶと良いでしょう。これは、子供が自然に寝てしまうことで、チャイルドシートを嫌がる時間を短縮できるからです。
長時間の車移動には、大人が複数名同乗するのが望ましいです。一人が運転に集中し、もう一人が子供の世話をすることで、全体の負担を減らすことができます。

さらに、ぬいぐるみやおもちゃを持たせることで、子供の気を紛らわせるのも有効です。特にお気に入りの物を与えると、子供にとって安心感が増します。子供が好きな音楽をかけたり、DVDを再生するのも一つの手です。音楽や映像作品は、子供の興味を惹きつけ、リラックスさせます。子供の年齢や興味に合わせたものを選びましょう。ただし、車内でのスクリーンの使用は、運転に影響を及ぼさないように十分注意が必要です。

これらの対策を組み合わせることで、子供がチャイルドシートをあまり嫌がらずに乗ってくれるようになる可能性が高まります。最も大切なのは、子供の安全を最優先に考えて行動することです。

まめこ

残念ながら何をやっても泣き止まないこともありますよね…
停車できない場合はチャイルドシートを信頼して、運転手は運転に集中することも重要です!
注意散漫になり事故を起こしてしまうよりも、早めに到着してあげましょう!

3. 運転中の抱っこは絶対ダメ!

車を運転中に子供を抱っこする行為は、想像以上に危険です!絶対にやめましょう!運転中の事故は予測がつかず、急ブレーキや衝突が発生することがあります。このような状況下で、チャイルドシートなしで子供を抱っこしていると、運転者がとっさに両手を使えなくなるばかりか、子供が持つ衝撃もそのまま伝わります。
また、抱っこしている大人とシートベルトの間で子供が圧迫され、重篤な怪我を負う可能性も高まります。ときには子供がチャイルドシートを嫌がり、泣き出してしまうこともあるでしょう。例え泣き出しても子供の安全を最優先に考えるべきです。事故が起こった際には、一時的な不快感や泣くこと以上の危険が潜んでいます。
路肩に停車してあやすか、目的地に到着するまで諦めずに安心安全な方法をとることをお勧めします。抱っこという一見して安全そうな行動が、実は非常に危険であることを改めて認識することが大切です。

まめこ

私の母は泣き叫ぶ私を膝に乗せて運転したと武勇伝のように語りますが…
危ないです!絶対にやめましょう!子どもが泣いていると冷静に運転できない場合は車を停めて落ち着かせてから運転しましょう!

4. 子供に適したチャイルドシートを見極めよう!

子供を車に乗せる際に欠かせないのがチャイルドシートです。
安全なチャイルドシートの選び方や、成長に応じたジュニアシートへの移行時期を見極めることが重要です。

チャイルドシートを装着していても、装着方法やチャイルドシート自体が子どもに適していなければ、事故した際に守ってくれません。
ベルトが緩いと子どもが簡単に肩を外して抜け出してしまう可能性があります。ベルトの高さが合わなければ、しっかりと固定されないかもしれません。ベルトが窮屈になり、子どもが痛くて泣きだしてしまうかもしれません。
チャイルドシートによっては、ベルト位置やヘッドの高さを変更することが可能です。子どもは日々成長するため、少なからず3カ月に1回はチャイルドシートが適切かどうかを確認すると良いでしょう。新生児から使用可能な回転式のチャイルドシートは、3歳~4歳まで使用可能と記載されていることが多いですが、身長の高い子どもでは2歳半くらいで窮屈に感じます。
最近では年齢ではなく、身長・体重で記載されていることも多いです。商品に記載されている表記も重要ですが、子どもによって体格は異なるため、親が移行時期を見極めることが重要です。

また、お下がりや中古で購入したチャイルドシートを使用する際は、インターネットで説明書を確認し、付属品が十分か、使用する子どもに適切かを確認してから使用しましょう。
『新生児用のチャイルドシートを中古で購入して使用したが、新生児用の付属品がなかったことに気が付かず不安定な状態で乗せていた』という事例が過去にありました。

まめこ

チャイルドシートを信頼するためにも、適切に装着することができているかしっかりと確認することが重要ですね。
時々しか使用しない祖父母の車のチャイルドシートなども時々気にかけましょう!

5. まとめ: 子供の安全を最優先に!


(出典 Pixabay:u_uf78c121)
チャイルドシートの重要性を再確認しましょう。
子供を車に乗せる際、チャイルドシートの使用は法律で義務付けられています。6歳未満の子供や身長が140㎝未満の子供は、チャイルドシートを必ず使用する必要があります。抱っこ紐での代用や単に抱っこすることは、いかなる場合でも許されません。事故が発生した時、子供に大きな危険が及ぶ可能性があるからです。
タクシー乗車時など例外はありますが、日常生活レベルでは当てはまりません。
たとえチャイルドシートを嫌がる子供であっても、安全を最優先に考えることが重要です。

長時間の移動が予想される場合は、子供が少しでも快適に過ごせるよう工夫しましょう。運転者以外の家族が、車内の状況を見守り、自由にサポートできる体制を整えておくと良いでしょう。特に長時間のドライブでは、休憩をしっかり取り、ストレスや疲労を溜めないことが重要です。

最後に、常に子供の安全を最優先に考えることが大切です。
チャイルドシートはそのための道具の一つに過ぎませんが、その使用を徹底することで、車内での安全がぐんと高まります。子どもは日々成長するため、チャイルドシートが適切か、子どもがしっかりと固定されるかを定期的に確認しましょう。

日常的に車を使用する方も、たまにしか使用しない方も、子供を守るためのルールをしっかりと把握し、守り続けていきましょう。
全ての親が、安心して子供と車での時間を過ごせる社会を目指したいですね。

まめこ

防げた事故をニュースで見聞きすると本当に辛いです…
保育園の帰り道など短い距離でも必ず装着しましょう!

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